LINEスタンプ審査のFAQ|リジェクト理由と審査落ちの対処法まとめ
「審査に落ちた」「承認されない」といったトラブルを解決するための知恵袋。技術的なミスから著作権、NG表現まで、LINEスタンプのリジェクトを避けるためのポイントを解説します。
この記事の目次
技術的なミス:サイズや透過の不備
リジェクト(審査落ち)の多くは、画像の書き出し設定に起因します。特に「画像が透過処理されていません」という通知は一般的です。LINEの規定では「画像のサイズは偶数にする」こと、そして背景を完全に透過させることが必須です。RGBモード以外での申請や、背景の一部が透過されずに残っている場合も、修正を求められます。
いじスタの「スタンプ用」または「絵文字用」プリセットを使えば、それぞれの規定(スタンプは余白あり、絵文字は本体いっぱいのサイズ)に合わせたサイズと余白に自動で調整されます。
権利関係:ロゴや著作権・商標権(ガイドライン5.1)
ガイドライン5.1項「知的財産権の侵害」は厳格なチェック項目です。看板、車のナンバー、ブランドロゴの映り込みはもちろん、登録商標の使用もリジェクト対象となります。
スタンプのタイトルや説明文に『LINE』『Twitter』『ChatGPT』などの固有名詞を入れるのも控えてください。また、AI生成画像については、使用素材が利用条件に違反していないか、ツールの商用利用規定を必ず確認しましょう。
3Dキャラクター(VRoid等)を使用する場合も、利用規約を確認し、必要に応じて商用利用許可を証明する書類を申請時に添付してください。
肖像権:本人確認と証明
人物の写真で作ったスタンプでは、本人の許可が問われます。関係性が不明な場合、本人確認書類や同意書の提示を求められることがあります。
お子様の写真を使う場合、露出の多い構図は「モラル規定」により制限されるため、適切な着衣の写真を選ぶようにしましょう。
公序良俗・ユーザー体験(ガイドライン3.15)
「3.15. ユーザーが混乱、嫌悪するように設計されているもの」という規定に注意が必要です。特に動くスタンプ(APNG)において「激しい点滅」が含まれるものは、健康被害を考慮してリジェクトされます。
また、暴力的・攻撃的な表現、過度な飲酒・喫煙を助長する表現も制限されます。性的な意図がなくても、肌の露出が多いシーンは修正を求められることがあります。
グローバルな文化・宗教的タブー
海外でも販売する場合、特定の文化圏でのタブーに留意する必要があります。例えば、特定の地域で忌避されるキャラクターが含まれる場合、販売対象国からその国を外すよう指示されることがあります。宗教的シンボルの扱いにも慎重さが求められます。
使い勝手:日常会話における利便性
「スタンプとしての利便性が低い」と判断されると、リジェクトの対象になります。風景写真のみ、文字だけの羅列、あるいはキャラクターが小さすぎて判別できないものなどが該当します。
作成したスタンプは、実際にスマホの多様な背景(ダークモード等)で表示し、視認性を確認しておくのがプロの工程です。
タグ設定:キーワードの整合性
特定の文字入力時にスタンプを候補に表示させる「サジェスト(タグ)」機能があります。このタグの内容と、実際の絵柄やセリフが著しく異なっている場合、リジェクトの対象になります。
ユーザーの混乱を避けるため、絵柄の意味に合ったタグを慎重に選びましょう。