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AIエージェント(Gemini/Claude)からGA4を直接分析!MCPサーバー導入手順とエラー回避方法

calendar_today2026.05.25folderTechnology
Cookie Cat

やっほー!今日はAIエージェントからGA4を直接分析するための、MCPサーバー導入手順を解説するよ!

つまずきやすいエラーの回避方法も教えちゃうから、一緒に見ていこうね!

1. ​はじめに

最近話題の「MCP (Model Context Protocol)」。これを使うと、デスクトップのAIエージェントから直接 Google Analytics 4 (GA4) のデータを自然言語のまま取得・分析できるようになります。 GeminiClaude Desktop、さらに Antigravity などの環境で GA4 を分析する新しい使い方です。

「先週のセッション数の推移を教えて」
「最も閲覧されているページのタイトルと表示回数は?」

といった指示を出すだけで、わざわざGA4の画面を開かなくてもAIがレポートを即座に作成してくれます。 本記事では、「GA4 MCPを初めて設定する」という方に向けて、公式の analytics-mcp を使った具体的な使い方導入手順と、設定時によく発生する GA4 MCP エラー の回避方法を詳しく解説します。


2. 事前準備

以下の環境が揃っていることを確認してください。

  • Google Cloud プロジェクト: 作成済みであること
  • Python 3.10以上: サーバーの実行に必要
  • pipx: Pythonパッケージの実行に使用(pip install pipx または brew install pipx
  • GA4 プロパティ ID: 分析対象となるサイトのもの

3. Google Cloudの​設定と​認証情報

まずはAIがGA4のデータにアクセスできるよう、APIの有効化と認証情報(サービスアカウント)の準備を行います。

3.1. APIの​有効化

Google Cloud Console にアクセスし、以下の2つのAPIを検索して有効化します。

  • Google Analytics Data API (データ抽出用)
  • Google Analytics Admin API (アカウント・プロパティ情報の取得、権限管理用)
APIの有効化

3.2. サービスアカウントの​作成

AIが使用する専用のアカウントを発行します。 「IAM と管理」 > 「サービス アカウント」から新しいアカウントを作成してください。 完了後、キー(JSON形式)を生成してダウンロードし、ローカルの安全な場所(例: ~/.config/ga4-mcp-key.json)に保存します。

補足:認証方式について

公式のREADMEでは ADC (Application Default Credentials) 方式が推奨されていますが、本記事ではより汎用的なサービスアカウントのキーを発行して利用する手順を解説します。

サービスアカウントの作成

4. GA4への​権限追加と​エラー回避策

作成したサービスアカウントにGA4の閲覧権限を付与します。

4.1. 通常の​手順

  1. GA4の管理画面へ移動
  2. 「プロパティ設定」 > 「プロパティのアクセス管理」を開く
  3. サービスアカウントのメールアドレスを追加し、「閲覧者(Viewer)」 以上のロールを付与して保存

4.2. GA4 MCP連携時の​よく​ある​エラーと​回避策​(トラブルシューティング)

サービスアカウントを登録しようとすると、GA4の管理画面上で以下のようなエラー文言が表示され、ユーザーの追加が弾かれてしまうことがあります。

エラー内容

「このメールアドレスは Google アカウントと一致しません」
(英語環境の場合:"This email does not match a Google account"

「このメールアドレスは Google アカウントと一致しません」のエラー画面

これは、サービスアカウントのメールアドレスが通常のGoogle Workspaceアカウント等として認識されないために起きる、GA4 UI画面特有の制約エラーです。このエラーが発生した場合は、管理画面からではなく Google Analytics Admin API を直接叩いてAPI経由で権限を付与することで回避できます。

4.2.1. アクセストークンの​取得

通常の gcloud コマンドで取れるトークンではスコープ不足になるため、OAuth 2.0 Playground を使います。

OAuth Playground画面
  1. 左側の Step 1 の一番下「Input your own scopes」に https://www.googleapis.com/auth/analytics.manage.users を入力し「Authorize APIs」をクリック。
  2. GA4の管理者権限を持つ自分のGoogleアカウントでログインして許可します。
  3. Step 2 に進み「Exchange authorization code for tokens」をクリック。
  4. 表示された Access tokenya29. から始まる文字列)をコピーします。

4.2.2. API経由での​権限追加

ターミナルを開き、以下のコマンドの変数を書き換えて実行します(アカウント単位で権限を付与する場合の例です)。

TOKEN="<取得したトークン>"
ACCOUNT_ID="<あなたのアカウントID>"
SA_EMAIL="<サービスアカウントのメールアドレス>"

curl -X POST \
  "https://analyticsadmin.googleapis.com/v1alpha/accounts/$ACCOUNT_ID/accessBindings" \
  -H "Authorization: Bearer $TOKEN" \
  -H "Content-Type: application/json" \
  -d "{ \"user\": \"$SA_EMAIL\", \"roles\": [\"predefinedRoles/viewer\"] }"

※プロパティ単位の場合は、URLを .../properties/$PROPERTY_ID/accessBindings に変更してください。

これで無事にエラーを回避して権限を付与できます!


5. MCPサーバーの​構成設定

最後に、AIエージェント(MCPクライアント)側の設定ファイルに MCP サーバーを登録します。今回は pipx 経由で公式の analytics-mcp を起動させます。

5.1. Antigravity (Gemini) の​場合

Antigravity(Gemini)と GA4 を連携させるための設定です。~/.gemini/settings.json に以下を追記します。

{
  "mcpServers": {
    "analytics-mcp": {
      "command": "pipx",
      "args": ["run", "analytics-mcp"],
      "env": {
        "GOOGLE_APPLICATION_CREDENTIALS": "PATH_TO_CREDENTIALS_JSON",
        "GOOGLE_PROJECT_ID": "YOUR_PROJECT_ID"
      }
    }
  }
}

5.2. Claude Desktop の​場合

ClaudeからGA4を利用するための設定です。~/Library/Application Support/Claude/claude_desktop_config.json に以下を追記します。 ※Windowsの場合は %APPDATA%\Claude\claude_desktop_config.json となります。

{
  "mcpServers": {
    "ga4": {
      "command": "pipx",
      "args": ["run", "analytics-mcp"],
      "env": {
        "GOOGLE_APPLICATION_CREDENTIALS": "PATH_TO_CREDENTIALS_JSON",
        "GOOGLE_PROJECT_ID": "YOUR_PROJECT_ID"
      }
    }
  }
}

6. まとめ

設定ファイルを保存し、AIエージェントを再起動すれば準備完了です。 日々の定点観測や、ちょっとした異常値の調査など、GA4の画面を開かずに手元のチャットUIで完結する体験は非常に快適です。ぜひ試してみてください!

Cookie Cat

お疲れ様!無事に設定できたかな?

エラー回避の裏技を知っておくと、他のAPIを使うときにも役立つかもしれないね!またねー!

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