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ランドクルーズでイタリア周遊旅行記【後編】ベネチア・持ち物と注意点

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イタリア周遊旅行記のいよいよ後編(完結編)

感動のミラノ・ガレリアから湖畔リゾートのシルミオーネ、
ロマンチックなベローナ、そして旅のクライマックスである
水の都ベネチアのゴンドラ遊覧と夜景、
最後に旅全体のまとめと便利なTipsをお届けするよ!


旅の​概要と​構成

今回の旅は、11月の冬の時期にJTBの周遊ツアー「ランドクルーズ」を利用したイタリア周遊旅行。ローマ、フィレンツェ、ミラノ、ベネチアの主要4都市に加え、サンジミニャーノ、ピサ、チンクエ・テッレ、シルミオーネ、ベローナといった魅力的な街を巡りました。

イタリア旅行 スケジュール一覧

▲ 8泊9日の旅程スケジュール一覧

旅行全体の記録は、以下も含めた3部作でお届けしています。

本記事(後編)では、感動のミラノ・ガレリアから湖畔リゾートのシルミオーネ、愛の都ベローナを経て、クライマックスとなる水の都ベネチア観光、ゴンドラ遊覧、そして旅全体の総括と便利なTipsをお届けします。イタリア周遊にぜひおすすめしたいランドクルーズの仕組みや魅力、予約前に知っておきたい注意点は解説記事に詳しくまとめています。


ツアー4​日目:ミラノ・ガルダ湖​(シルミオーネ)​・ベローナ巡り

ミラノ・シルミオーネ・ベローナ ダイジェスト

▲ ツアー4日目:ミラノ・シルミオーネ・ベローナ巡りダイジェスト

絶品朝食と​スフォルツェスコ城から​始まる​ミラノ散策

ミラノの朝も、ホテルのバイキングでサラミや生ハム、濃厚なチーズをたらふくいただくところから元気にスタート。イタリアの朝ごはんは毎朝本当にクオリティが高く、バイキングを食べるだけでも旅の大きな楽しみの一つです。

ミラノのホテルで味わう生ハムとチーズたっぷりの絶品朝食バイキング

▲ ミラノのホテルで味わう生ハムとチーズたっぷりの絶品朝食バイキング

エネルギーをチャージした後は、まずミラノの歴史を象徴するスフォルツェスコ城 (Castello Sforzesco)へ。ガイドさんから城の歴史や見どころの詳しい解説を聞きながら、重厚な要塞建築を見学しました。

ミラノの歴史を象徴する重厚なスフォルツェスコ城の外観

▲ ミラノの歴史を象徴する重厚なスフォルツェスコ城の外観

その後は、有名なスターバックス(リザーブ・ロースタリー)や、お土産探しに最適な老舗百貨店(リナシェンテなど)の案内を受けつつ、ミラノの中心地へと歩いて向かいます。

ミラノの街歩き風景とスターバックス リザーブ ロースタリー方面

▲ ミラノの街歩き風景とスターバックス リザーブ ロースタリー方面

ガレリアの​圧倒的な​豪華さと​幸運の​雄牛モザイク

中心部に到着すると、目の前に現れたのはヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガレリア (Galleria Vittorio Emanuele II)。今まで見てきたイタリアのどの建造物とも一線を画す、圧倒的な豪華さとスケールの大きさに息を呑みました。

ガラス張りの巨大なドーム屋根や緻密なステンドグラス、床一面のモザイクタイルなど、細部まで見応えがあります。訪れる前は正直「ドゥオモや大聖堂なんてどこも似たようなものでは?」と少し侮っていた部分もあったのですが、実際に目の当たりにして「今回のイタリア旅行で行って良かった場所No.1」に躍り出るほどの大感動でした。

ガラス張りのドーム屋根が美しいヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガレリア

▲ ガラス張りのドーム屋根が美しいヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガレリア

この頃になるとツアーの参加者同士もすっかり打ち解けて仲良くなっており、お互いに写真を撮り合ったり感想を語り合ったりと、とても温かく素敵な時間を過ごせました。

ガレリアの天井アーチを彩る緻密で美しいステンドグラス

▲ ガレリアの天井アーチを彩る緻密で美しいステンドグラス

見学後の自由時間には、ガレリア周辺の高級ブティック街を散策。ガレリア中央の床にある有名な雄牛のモザイク画 (Toro di Galleria)では、右足のかかとを雄牛のくぼみに乗せて回転すると「幸運が訪れる」「再びミラノに戻ってこられる」という言い伝えがあり、周りの観光客に混ざって私たちも体験してきました。

ガレリアの幸運の雄牛モザイク

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガレリア中央交差点の床に描かれた雄牛のモザイク。くぼみに右足のかかとを乗せ、時計回りに3回転(または1回転)すると願いが叶うと言われています。観光客の行列ができていますが、ぜひ体験してみてください!

幸運を呼ぶと言われるガレリア中央の「雄牛のモザイク画」

▲ 幸運を呼ぶと言われるガレリア中央の「雄牛のモザイク画」

「Rom'antica」の​手持ちピザと​湖畔の​要塞​「シルミオーネ」

水を買うついでに立ち寄ったピザ屋さんRom'antica(ロマンティカ)にて、テイクアウトの手持ちピザを購入。朝食をたっぷり食べた後だったにもかかわらず、フレッシュな生ハムとルッコラの組み合わせが抜群で、あっという間にペロリと完食してしまいました。

お腹を満たした後は、バスに乗ってイタリア最大の湖「ガルダ湖」に突き出たリゾート地シルミオーネ (Sirmione)へ。

街の入り口には、湖の上に堂々とそびえ立つスカリジェロ城 (Castello Scaligero)があり、入場前からワクワク感が高まります。リゾート地らしい美しい街並みが広がっていますが、街全体はとてもコンパクトで、数十分もあればぐるりと歩いて回れる程よいサイズ感でした。

ガルダ湖の上に堂々とそびえ立つシルミオーネのスカリジェロ城

▲ ガルダ湖の上に堂々とそびえ立つシルミオーネのスカリジェロ城

ミラノでピザを食べていた私たちは、ここではランチ代わりにのんびりと湖畔散策へ。穏やかな湖の海岸線を歩いたり、お城の前で記念撮影を楽しんだり、可愛いレモン柄の陶器・食器屋さんで自宅用のお土産を購入したりと、贅沢なリゾート時間を満喫しました。

穏やかなガルダ湖畔の遊歩道と美しいリゾート風景

▲ 穏やかなガルダ湖畔の遊歩道と美しいリゾート風景

シルミオーネの可愛いレモン柄陶器・食器屋さん

▲ シルミオーネの可愛いレモン柄陶器・食器屋さん

ロマンチックな​ベローナと​クリスマスマーケット、​そして​アレーナ

続いてバスで向かったのは、「ロミオとジュリエット」の舞台として名高い古都ベローナ (Verona)

ロマンチックなベローナの歴史ある街並み

▲ ロマンチックなベローナの歴史ある街並み

これまでの街とはまた雰囲気が変わり、少し都会的で落ち着いた美しい街並みが広がっています。ちょうど11月下旬の時期だったこともあり、広場にはクリスマスマーケット(Mercatino di Natale)の屋台がずらりと並んでいました。ドイツに行かずともイタリアの地で一足早い本場のクリスマス気分を味わうことができ、とても嬉しいサプライズでした。

広場にずらりと並ぶベローナのクリスマスマーケット

▲ 広場にずらりと並ぶベローナのクリスマスマーケット

そしてベローナといえば、古代ローマ時代の円形劇場アレーナ・ディ・ヴェローナ (Arena di Verona)。ローマのコロッセオを一回り小さくしたような壮大な造りですが、コロッセオとは違って周囲に人がほとんどおらず、大混雑を気にせず写真を撮り放題!思う存分記念撮影を楽しめました。

古代ローマの円形競技場 アレーナ・ディ・ヴェローナ

▲ 古代ローマの円形競技場 アレーナ・ディ・ヴェローナ

ベローナの見どころ
  • アレーナ・ディ・ヴェローナ: 紀元1世紀に建てられた保存状態の極めて良い古代ローマの円形競技場。現在も野外オペラ会場として現役で使用されています。
  • クリスマスマーケット: 11月下旬〜12月に訪れると、広場一帯に木組みの屋台が並び、華やかなイルミネーションやホットワイン(ヴァン・ショー)が楽しめます。

ベネチア・メストレでの​夕食と​買い出し

歴史、絶景、ショッピング、そして季節のイベントまで盛りだくさんだった4日目を終え、バスは最終宿泊地であるベネチア(メストレ地区)のホテルへと向かいました。

チェックイン後、夕食はホテルから歩いて近くのピザ&ジェラート店へ。店内はテーブル備え付けのタブレットから注文できるスタイルで、日本語表示にも切り替えられたため非常にわかりやすく便利でした。

ピザだけでなくパスタのメニューも種類豊富に揃っているため、何人かで別々のパスタを頼んでシェアしながら味わうのがおすすめです。

また、お店のすぐ近くにはスーパーマーケットもあり、部屋で飲むお水やちょっとしたお土産、スナック類をしっかり調達してこの日を締めくくりました。

ベネチア・メストレのレストランでのディナーと注文タブレット

▲ ベネチア・メストレのレストランでのディナーと注文タブレット


ツアー5​日目:水の​都ベネチア観光と​ゴンドラ遊覧

水の都ベネチア観光とゴンドラ遊覧 ダイジェスト

▲ ツアー5日目:水の都ベネチア観光とゴンドラ遊覧ダイジェスト

水上バスで​本島へ​&朝の​防寒対策

いよいよツアーのハイライトとなる水の都ベネチア (Venezia)の観光日です。

メストレのホテルからバスで本島手前のターミナルへ向かい、そこからは水上バス(ヴァポレット)に乗ってベネチア本島へと渡ります。ベネチアは車やバイクの乗り入れが一切禁止されているため、島内の移動は基本的に徒歩か船のみという非常にユニークな環境です。

朝一番のベネチアは海風が吹き抜けて今回の旅行の中で一番の寒さでした。冬の時期に訪れる際は、マフラーや手袋、厚手のアウターなどしっかりとした防寒対策をしていくことを強くおすすめします。

朝の水上バス(ヴァポレット)から望むベネチアの海と街並み

▲ 朝の水上バス(ヴァポレット)から望むベネチアの海と街並み

冬のベネチアの防寒対策

海に囲まれたベネチアは、特に朝夕に冷たい海風が吹き込み体感温度がぐっと下がります。11月〜2月頃に訪れる際は、風を通さない防風アウター、マフラー、手袋、カイロをしっかり準備しておくと安心です。

ガイド付き名所巡りと​ベネチアン・グラス工房

午前中はツアーの日本語ガイドさんとともに本島の名所を巡りました。

ため息橋 (Ponte dei Sospiri)や、大運河に架かる白亜のリアルト橋 (Ponte di Rialto)、そしてナポレオンが「世界一美しい広場」と称賛したサン・マルコ広場 (Piazza San Marco)と壮麗なサン・マルコ寺院など、名だたる観光地を効率よく案内してもらいました。

途中、職人が伝統のベネチアン・グラス(ムラーノガラス)を目の前で巧みに作り上げる工房の見学へ。その後ショップへ案内されましたが、お値段はなかなかの高額……!とはいえ、本場の職人技が光る逸品ばかりなので、一生モノの奮発お土産としては最適です。

車道がなく、細い路地(カッレ)を抜けるたびに運河や海がパッと視界に広がる光景は本当に新鮮で、「水の都とはまさにここのことだ」と全身で実感しました。

白亜の大理石で造られた有名な「ため息橋(Ponte dei Sospiri)」

▲ 白亜の大理石で造られた有名な「ため息橋(Ponte dei Sospiri)」

ゴンドラ遊覧と​名物イカ墨パスタランチ

午前は、ベネチア観光の代名詞とも言えるゴンドラ遊覧の時間です。

ゴンドラには2組(4名程度)で同乗しますが、この数日間ですっかり仲良くなったツアー仲間と一緒だったため、終始和気あいあいと楽しい時間を過ごせました。

仲良くなったツアー仲間と乗るゴンドラ遊覧

▲ 仲良くなったツアー仲間と乗るゴンドラ遊覧

熟練のゴンドリエーレ(船頭さん)が細い水路や運河を巧みに進んでいき、水面すれすれの視点から見上げる歴史ある石造りの建物群は格別。どこを切り取っても絵になる景色で、記念写真もたくさん撮れました。

水路を巧みに進むゴンドラからの美しい街並み

▲ 水路を巧みに進むゴンドラからの美しい街並み

ゴンドラ遊覧の魅力
  • 水面視点からの景観: 陸上の徒歩散策では見られない、水路に面した建物の裏側や細い路地橋の下をくぐり抜ける特別な体験。
  • ツアーの強み: 個人手配だと交渉や乗り場探しが必要なゴンドラも、ツアーなら予約済みでスムーズに乗船できます。

ゴンドラを降りて午前の部が終了した後は、お待ちかねのランチタイム。ベネチア名物として外せないイカ墨パスタ (Pasta al Nero di Seppia)を求めて近くのお店へ。濃厚なイカ墨のコクと海の風味がパスタに絡み合い、本場ならではの深い味わいを堪能しました。

ベネチア名物 濃厚なコクが絶品のイカ墨パスタ(Pasta al Nero di Seppia)

▲ ベネチア名物 濃厚なコクが絶品のイカ墨パスタ(Pasta al Nero di Seppia)

サン・ジョルジョ・マッジョーレ島への​プチトリップと​夕日​ハント

サン・ジョルジョ・マッジョーレ島と夕日 ダイジェスト

▲ サン・ジョルジョ・マッジョーレ島とベネチアの夕景ダイジェスト

ランチ後はジェラートを味わいながら、水上バスに乗って対岸に浮かぶサン・ジョルジョ・マッジョーレ島 (Isola di San Giorgio Maggiore)へショートトリップ。

散策の合間に味わうイタリアの絶品ジェラート

▲ 散策の合間に味わうイタリアの絶品ジェラート

本島から少し離れた離島へ渡ることで、海越しにサン・マルコ広場や鐘楼、ドゥカーレ宮殿を含めたベネチア本島全体の壮大なパノラマを一望することができ、大正解の寄り道となりました。

サン・ジョルジョ・マッジョーレ島から海越しに望むベネチア本島のパノラマ

▲ サン・ジョルジョ・マッジョーレ島から海越しに望むベネチア本島のパノラマ

夕方になると空が綺麗な夕焼けに染まり始めたため、「少しでも高い場所から絶景を見たい!」と運河に架かる橋を歩き回ってベストポジションを捜索。運河の水面に茜色の光が反射する幻想的な夕景を心に刻みました。

運河の水面が茜色に染まるベネチアの幻想的な夕暮れ

▲ 運河の水面が茜色に染まるベネチアの幻想的な夕暮れ

心ゆく​まで​楽しむ夜の​ベネチアと​「ROSSOPOMODORO」​ディナー

ツアーの団体行動としては夕方に水上バスとバスでメストレのホテルへ戻るスケジュールでしたが、私たちはツアーから離脱し、自分たちのペースで夜遅くまでベネチアに残ることにしました。こうして時間を気にせず自由に予定をアレンジできるのも、現地発着ツアーの気楽なところです。

ライトアップされた巨大なクリスマスツリーと夜の広場

▲ ライトアップされた巨大なクリスマスツリーと夜の広場

日が暮れると、広場には巨大なクリスマスツリーが点灯し、アカペラ合唱団による美しい生歌の演奏が響き渡るなど、まるで夜のお祭りのようなロマンチックな世界が広がっていました。

ディナーはトマトの美味しさに定評がある人気ピッツェリアROSSOPOMODORO(ロッソポモドーロ)へ。サクッと香ばしい焼き立てピザに加え、名物の豚肉フライ(イタリア風ポークカツレツ)を注文しましたが、これがジューシーで絶品!

ROSSOPOMODOROで堪能した焼き立てピザと名物料理

▲ ROSSOPOMODOROで堪能した焼き立てピザと名物料理

最後の夜までイタリアの美景と美食を余すことなく満喫し、大満足でホテルへと戻りました。

幻想的な灯りに照らされた夜のベネチアの路地散策

▲ 幻想的な灯りに照らされた夜のベネチアの路地散策


ツアー6​日目:ベネチアチェックアウト・帰路

自由な​離脱が​できた​帰路

通常のツアー行程では「ベネチアから再びバスでローマへ戻って解散(8日間)」となりますが、私たちは旅行開始前の前乗り期間でローマをたっぷり満喫していたため、ベネチアでツアーを離脱し、そのままベネチアから帰国するルートへと変更しました。ホテルをチェックアウトした後、ベネチア空港からローマ経由のフライトに乗り、たくさんの思い出とお土産を胸に無事日本へと帰国しました。


旅の​準備・交通・​注意点

移動と​交通機関

  • ツアー中の移動: 都市間の移動や観光地へのアクセスはすべて専用の観光バスが担当してくれるため、電車の時刻表調べや乗り換え、スーツケースの持ち運びに頭を悩ませるストレスがゼロでした。
  • 個人行動・特急列車(Frecciarossa等)のポイント: 私たちのように前乗りなどで個人で特急列車を利用する場合は、事前のネット予約が必須です。早く予約するほど早割料金でお得に購入できます。
  • 駅の改札について: イタリアの主要駅(テルミニ駅など)には日本の自動改札機がないことが多いため初めは戸惑うかもしれませんが、チケット(紙のプリントアウトを推奨)を手元に用意して堂々とホームへ向かえば問題ありません。

現地通貨・決済

イタリアの決済事情
  • ほぼ完全キャッシュレスでOK: レストラン、カフェ、バール、スーパー、お土産屋さん、ジェラート店に至るまで、街中のほぼ全ての場所でクレジットカード(タッチ決済含む)が利用できました。
  • 現金の必要性: 多額の現金を持ち歩く必要はなく、最小限のチップや万が一のための少額ユーロ紙幣があれば十分快適に過ごせます。

イタリアのキャッシュレス決済とチップ・席料の仕組み ダイジェスト

▲ イタリアのキャッシュレス決済と席料・サービス料・チップの仕組み

会計に出てくる「コペルト」「サービス料」とチップの考え方
  • Coperto(コペルト): 席料やパン・調味料の提供に対する固定料金で、メニューに明記されていれば正当な請求です。店によって金額や有無は異なります。
  • Servizio(サービス料): 会計に含まれている場合、金額の10〜15%程度が加算されています。これが含まれているときは、追加でチップを渡す必要はありません。
  • チップは義務ではありません: イタリアの飲食店スタッフへのチップは、特に良いサービスを受けたときの感謝の気持ちとして少額(数ユーロ程度)を渡す任意の習慣です。カード決済に上乗せしてもスタッフに渡らないことが多いため、渡すなら現金がおすすめです。
免税(VAT還付)は買い物次第で活用できる

イタリアでの買い物には22%前後の付加価値税(IVA)が含まれており、一定額以上まとめて買うと出国時に一部が還付される免税制度があります。対象になる最低購入金額や手続き方法は見直しが続いているため、まとまった買い物をする際はお店やカウンターで最新の条件を確認してみてください。手数料が差し引かれるため、実際に戻ってくる金額は購入額の1割前後になることが多い点も覚えておくと安心です。

イタリアの​水事情

イタリアの水道水や一般的な市販ミネラルウォーターは硬水(カルシウムやマグネシウムが多く含まれる水)が主流です。普段から軟水を飲み慣れている日本人が硬水をそのまま飲み続けると、お腹がゆるくなってしまったり、口当たりが重く感じることがあります。

スーパーや売店で水を買うときに知っておくと役立つ、日本人にも飲みやすいおすすめのボトルを2つご紹介します。

イタリアで買えるおすすめの水2選
  1. サンタンナ(Sant'Anna) - スーパーで買うなら一番おすすめの軟水:
    赤ちゃんのイラストが描かれたパッケージが目印。イタリア北部アルプス山脈の水で、硬度が約9.6mg/Lという驚異的な超軟水です。赤ちゃんのミルク作りにも推奨されるほどピュアで、日本の軟水と同じようにスッキリと飲みやすいのが特徴。スーパーで見かけたら迷わずこれを選ぶのが一番おすすめです!
  2. アクアパンナ(Acqua Panna) - 滑らかで飲みやすい中硬水:
    トスカーナ地方の湧水で、オレンジのユリの紋章がトレードマーク。硬度は約106mg/L(中硬水)です。硬水特有の引っかかりが一切なく、シルクのように滑らかな口当たり。高級レストランやホテルでも定番としてサーブされる上品なミネラルウォーターです。
サンタンナ(Sant'Anna)

サンタンナ(超軟水)

赤ちゃんマークが目印

画像引用:Amazon

アクアパンナ(Acqua Panna)

アクアパンナ(中硬水)

レストランでも定番

画像引用:Amazon

知っておきたい「炭酸あり・なし」のイタリア語表記

イタリアでミネラルウォーターを買う・注文するときは、炭酸の有無をチェックしましょう。

  • Naturale(ナチュラーレ): 炭酸なし(普通の水)
  • Frizzante(フリッツァンテ) / Gassata(ガッサータ): 炭酸入り(ガス入り水)

レストランで注文するときも「Acqua Naturale, per favore(アクア・ナチュラーレ、ペル・ファボーレ)」と伝えれば、炭酸なしの水が出てきます。

硬水でお腹を壊さないための水選び ダイジェスト

▲ 硬水でお腹を壊さないための水選びと炭酸の有無表記

治安と​気を​つける​ポイント

人混みでのスリ・置き引きへの警戒
  • 「人が多い場所」ほどスリに厳重警戒: 全体としてイタリアの治安は落ち着いており快適に観光できましたが、トレビの泉やサン・マルコ広場など、人混みができる有名観光スポットではスリへの警戒が必須です。リュックサックは前に抱え、貴重品は肌身離さず管理しましょう。
  • ガイドさんのリアルなアドバイス: 夜のベネチアの暗い路地についてガイドさんに「人通りが少なくて少し怖かった」と話したところ、「イタリアは人がいない暗い場所よりも、観光客でごった返している場所(スリや置き引き)のほうが圧倒的に危険だよ」というリアルなアドバイスをいただきました。
  • 物理的な盗難防止対策が効果絶大: スマホはショルダーストラップやホルダーをつけて手持ち時のひったくりを防ぎ、パスポートケースはバッグの内側にカラビナやチェーンで固定しておくなど、「手を入れるだけでは取れない」工夫をしておくと安心感が段違いです。
もしもの時の緊急連絡先

現地で事件・事故・急病などがあった場合は、EU共通の緊急通報番号「112」にかければ、警察・消防・救急のいずれにもつないでもらえます。英語での対応も可能です。

スリの主戦場は人混み・物理的な防犯対策 ダイジェスト

▲ 人混みでのスリ警戒と物理的な防犯対策

あると​便利な​持ち物リスト

実際に使ったもの・現地で「これは持ってきてよかった/必要だった」と感じたものを、準備するタイミングや用途ごとに4つに分けてまとめました。

1事前準備・手続き編日本を出る前に済ませておくもの。現地では取り返しがつきません
2防犯・スリ対策・荷物管理編人混みでのスリや置き引き、ロストバゲージから身を守るための対策グッズ

ロストバゲージとスリを防ぐ防犯ガジェット ダイジェスト

▲ ロストバゲージとスリを防ぐ防犯ガジェット

3飛行機・移動編約14〜15時間のロングフライトやバス移動を快適に過ごすための必須グッズ
4現地生活・街歩き編街歩き・食事・買い物の場面で効いてくるもの
ほかにも確認・準備しておきたいこと

よく​ある​質問

イタリア周遊の準備でよく聞かれること、そして自分が事前に知りたかったことをまとめました。気になる質問をタップすると回答が開きます。

イタリア旅行中の支払いはクレジットカードだけで大丈夫?

レストラン、カフェ、バール、スーパー、お土産屋さん、ジェラート店まで、街中のほぼ全ての場所でクレジットカード(タッチ決済含む)が使えました。多額の現金を持ち歩く必要はなく、最小限のチップ用に少額のユーロ紙幣があれば十分です。

特急列車のチケットはいつ予約すればいい?

前乗りなどで個人的に特急列車(Frecciarossa等)を利用する場合は、事前のネット予約が必須です。早く予約するほど早割料金でお得に購入できます。

スリや置き引きの対策で気をつけることは?

イタリアの治安は全体的に落ち着いていますが、トレビの泉やサン・マルコ広場など人混みができる有名観光スポットではスリへの警戒が必須です。リュックサックは前に抱え、貴重品は肌身離さず管理しましょう。ガイドからは「人がいない暗い場所より、観光客でごった返す場所のほうが危険」とアドバイスされました。

イタリアの水は飲める?硬水でお腹を壊さない?

イタリアの水道水は基本的に飲用可能ですが、硬度が高い硬水です。普段軟水を飲み慣れている方は、スーパー等で軟水の「サンタンナ(Sant'Anna)」や飲みやすい中硬水の「アクアパンナ(Acqua Panna)」などのミネラルウォーターを購入して飲むのがおすすめです。また、炭酸なしの水が欲しいときは「Naturale(ナチュラーレ)」と書かれたボトルを選びましょう。

現地での通信手段はどうした?

海外ローミングに対応したプランがあれば便利です。対応していない場合は、現地用Wi-Fiルーターのレンタルか現地用eSIMのどちらかが必要になります。今回はスマホ回線(ahamo)の海外ローミングでそのまま通信でき、SIMの差し替えやポケットWi-Fiのレンタルは不要でした。


まとめ・感想

今回はランドクルーズを軸に、憧れだったスポットを何一つ諦めることなく回れた、大満足の旅になりました。ランドクルーズという仕組みそのものの魅力や注意点は、実際に使って感じたことをこちらの記事に詳しくまとめています。

巡った街それぞれの魅力
  • ローマ: 古代遺跡の圧倒的スケールと美食、活気ある街並み
  • フィレンツェ: 花の都の優美な景観、ドゥオモのクーポラ登頂、ウフィッツィ美術館の名画
  • サンジミニャーノ: まるでファンタジーRPGの世界に迷い込んだような中世の城壁と絶品生ハムパニーニ
  • ピサ & チンクエ・テッレ: 斜塔のインパクトと、息を呑むほどカラフルな海辺の絶景
  • ミラノ: 豪華絢爛なガレリアの美しさとモダンな都会の洗練
  • シルミオーネ & ベローナ: 穏やかな湖畔リゾートと、本場のクリスマスマーケット
  • ベネチア: 水の都の情緒あふれるゴンドラ遊覧と幻想的な夜景

効率的な移動と自由な散策を両立したこの旅行スタイルは、イタリアを初めて訪れる方はもちろん、行きたい場所がたくさんある欲張りな旅行者の方にも心からおすすめしたい最高の旅のカタチです。

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