
プロジェクト管理で使うツールの選び方を学ぶよ!
「どの場面でどのツールが適切か」を意識して読んでね。
概要
プロジェクトマネジメントにおいては、進捗・リスク・課題・時間・変更などの情報を可視化・共有・追跡するためのツールが多く使われます。
ここでは代表的な8種類のツールを解説します。
ガントチャート(Gantt Chart)
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スケジュール管理に使われる横棒グラフ
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各タスクの開始日・終了日・依存関係が一目でわかる
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Microsoft ProjectやSmartsheetなどで作成可能
バーンダウンチャート(Burndown Chart)
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アジャイル開発で使われる残作業量の推移グラフ
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縦軸:作業量、横軸:日数(スプリント期間)
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予測 vs 実績の比較ができ、進行状況を素早く判断可能
PERTチャート(Program Evaluation and Review Technique)
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複雑なプロジェクトの依存関係と所要時間を可視化
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楽観値・悲観値・最頻値を使ってタスク所要時間を統計的に見積もる
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クリティカルパスの分析にも利用される
問題ログ(Issue Log)
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発生した課題や障害を記録・追跡・解決するためのリスト
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担当者・影響範囲・解決期限などを含む
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プロジェクト終盤まで継続的に更新される
変更ログ(Change Log)
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スコープ・スケジュール・コストなどへの変更要求を記録
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承認状況・理由・影響範囲も明記
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変更管理プロセスとセットで扱われる
リスク登録簿(Risk Register)
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予測されるリスクとその対策を一覧化
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発生確率・影響度・対応計画(回避/低減/移転など)を含む
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プロジェクト中、常に更新される生きたドキュメント
ダッシュボード(Dashboard)
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進捗・コスト・リスクなどをリアルタイムに可視化するツール
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関係者に一目で状況を伝える「状況報告のハブ」
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Power BI、Tableau、Smartsheet、Jiraなどで利用可
時間追跡ツール(Time Tracking Tools)
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メンバーがタスクに費やした時間を記録するツール
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予算管理・人件費精算・将来の見積もり精度向上に活用
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例:Toggl、Harvest、Clockify、Wrike
PMIS(Project Management Information System / プロジェクト管理情報システム)
- 定義: プロジェクト情報の収集、統合、配信を一元的に行うためのシステムや基盤(共有ドライブや文書管理システムなど)。
- 特徴: バージョン管理、アクセス制御(セキュリティ)、迅速なドキュメントの保管と検索(アーカイブ)をセキュアに一元管理する中央のリポジトリとして最適です。
要件トレーサビリティマトリックス(RTM / Requirements Traceability Matrix)
- 各ビジネス要件を、設計・開発コード・テストケース・最終成果物まで双方向に追跡(トレース)可能にするグリッド表。
- すべての要件が対応するテストケースと紐づいているかを確認することで、テスト漏れの防止と品質保証(QA)を実現します。
- スコープ記述書やWBSと連動し、要件が成果物に確実に反映されているかを管理します。
- 各種ログ(問題ログ、変更ログ、リスク登録簿)やチャートの目的と使い分けを正確に理解する。
- PMIS is セキュアな情報一元化とバージョン管理に利用される。
関連模擬問題
【問1】
質問: 建設プロジェクトマネージャーが、新しい納屋を建てるプロジェクトのPERT見積りを計算しています。楽観的な見積もりは30日、悲観的な見積もりは50日、最も可能性の高い見積もりは40日です。この場合のPERT見積もりは何日ですか?
選択肢:
- A. 30日間
- B. 45日間
- C. 35日間
- D. 40日
回答と解説を見る
正解は D です。
解説: PERT見積りの計算式は (楽観値 + 4×最可能値 + 悲観値) / 6 です。この場合、PERT = (30 + 4×40 + 50) / 6 = 240 / 6 = 40日 となります。 30日は楽観的すぎる見積り、45日はPERT計算の結果より長く、35日はPERT計算の結果より短いため、いずれも不正解です。
【問2】
質問: プロジェクトマネージャーは、顧客のために新しいCat 5eケーブルを設置するプロジェクトのPERT見積もりを計算しています。楽観的な見積もりは12日、悲観的な見積もりは18日、最も可能性が高い見積もりは15日です。ケーブル設置のPERT見積もりは何日ですか?
選択肢:
- A. 15日間
- B. 16日間
- C. 14日間
- D. 17日間
回答と解説を見る
正解は A です。
解説: PERT(プログラム評価およびレビュー技法)の見積りは加重平均を用います。PERT見積りでは、各アクティビティに対して3つの期間見積りが必要です。 楽観的見積り(O)は12日で、すべてがうまくいった場合の期間です。 悲観的見積り(P)は18日で、すべてがうまくいかなかった場合の期間です。 最も可能性が高い見積り(M)は15日で、おそらく発生する期間です。 PERT見積りの計算式は (O + 4M + P) / 6 です。この問題の場合、以下のように計算します。 PERT = (12 + 4×15 + 18) / 6 = (12 + 60 + 18) / 6 = 90 / 6 = 15日 したがって、ケーブル敷設のPERT見積りは15日となります。