Lchiki-Lab

PSM I ・ 出題項目 1.2

スクラムの価値基準

Cookie Cat

スクラムの5つの価値基準を学ぶよ!

確約・集中・公開・尊敬・勇気、
セットで覚えてね。

スクラムの成功を支える5つの価値基準と、それらが経験主義の三本柱を機能させる関係について解説します。

5つの価値基準

スクラムが成功するかどうかは、次の5つの価値基準を実践できるかどうかにかかっています。

価値基準内容
確約(Commitment)スクラムチームは、ゴールを達成し、お互いにサポートすることを確約する
集中(Focus)スクラムチームは、ゴールに向けて可能な限り進捗できるように、スプリントの作業に集中する
公開(Openness)スクラムチームとステークホルダーは、作業や課題を公開する
尊敬(Respect)スクラムチームのメンバーは、お互いに能力のある独立した個人として尊敬し、一緒に働く人たちからも同じように尊敬される
勇気(Courage)スクラムチームのメンバーは、正しいことをする勇気や困難な問題に取り組む勇気を持つ
  • 確約の意味: スクラムにおける確約は「計画したスコープを期日までに納品する約束」ではない。ゴールの達成、チームの成功、品質、継続的改善に対する確約である。スプリントゴールは開発者が確約するが、スコープは学習に応じて再交渉できる。

価値基準と経験主義の関係

  • これらの価値基準は、スクラムチームの作業・行動・振る舞いの方向性を示している。意思決定や手順は、価値基準を減少や弱体化させるものではなく、強化させるものでなければならない。
  • スクラムチームのメンバーは、スクラムのイベントや作成物を用いながら、価値基準を学習および探求する。
  • 価値基準がスクラムチームや一緒に働く人たちによって具現化されるとき、経験主義の三本柱「透明性」「検査」「適応」に息が吹き込まれ、信頼が構築される。
試験対策ポイント
  • 5つの価値基準は確約・集中・公開・尊敬・勇気。「交渉」「効率」「規律」など、もっともらしいが含まれない用語を混ぜた選択肢が頻出する。
  • 価値基準が具現化されると構築されるのは「信頼」。三本柱に息が吹き込まれるという表現とセットで覚える。
  • 確約は「全スコープの納品約束」ではない点がひっかけの定番。価値の低い機能に「No」と言うのは勇気の実践、タイムボックスは集中を支える、というように具体的な行動と価値基準を結びつける問題も出る。

関連模擬問題

【問1】

質問: スクラムの価値基準に含まれないものはどれですか。

選択肢:

  • A. 勇気(Courage)
  • B. 尊敬(Respect)
  • C. 交渉(Negotiation)
  • D. 公開(Openness)
回答と解説を見る

正解は C です。

解説: スクラムの5つの価値基準は、確約(Commitment)、集中(Focus)、公開(Openness)、尊敬(Respect)、勇気(Courage)です。「交渉」は含まれていません。

【問2】

質問: スクラムの価値基準が具現化されることで、経験主義の三本柱(透明性・検査・適応)に息が吹き込まれ、何が構築されますか。

選択肢:

  • A. 完璧な計画
  • B. 信頼
  • C. 階層構造
  • D. 詳細なプロセス定義
回答と解説を見る

正解は B です。

解説: 価値基準がスクラムチームや一緒に働く人たちによって具現化されるとき、経験主義のスクラムの三本柱「透明性」「検査」「適応」に息が吹き込まれ、信頼が構築されます。