
スクラムの5つの価値基準を学ぶよ!
確約・集中・公開・尊敬・勇気、
セットで覚えてね。
スクラムの成功を支える5つの価値基準と、それらが経験主義の三本柱を機能させる関係について解説します。
5つの価値基準
スクラムが成功するかどうかは、次の5つの価値基準を実践できるかどうかにかかっています。
| 価値基準 | 内容 |
|---|---|
| 確約(Commitment) | スクラムチームは、ゴールを達成し、お互いにサポートすることを確約する |
| 集中(Focus) | スクラムチームは、ゴールに向けて可能な限り進捗できるように、スプリントの作業に集中する |
| 公開(Openness) | スクラムチームとステークホルダーは、作業や課題を公開する |
| 尊敬(Respect) | スクラムチームのメンバーは、お互いに能力のある独立した個人として尊敬し、一緒に働く人たちからも同じように尊敬される |
| 勇気(Courage) | スクラムチームのメンバーは、正しいことをする勇気や困難な問題に取り組む勇気を持つ |
- 確約の意味: スクラムにおける確約は「計画したスコープを期日までに納品する約束」ではない。ゴールの達成、チームの成功、品質、継続的改善に対する確約である。スプリントゴールは開発者が確約するが、スコープは学習に応じて再交渉できる。
価値基準と経験主義の関係
- これらの価値基準は、スクラムチームの作業・行動・振る舞いの方向性を示している。意思決定や手順は、価値基準を減少や弱体化させるものではなく、強化させるものでなければならない。
- スクラムチームのメンバーは、スクラムのイベントや作成物を用いながら、価値基準を学習および探求する。
- 価値基準がスクラムチームや一緒に働く人たちによって具現化されるとき、経験主義の三本柱「透明性」「検査」「適応」に息が吹き込まれ、信頼が構築される。
試験対策ポイント
- 5つの価値基準は確約・集中・公開・尊敬・勇気。「交渉」「効率」「規律」など、もっともらしいが含まれない用語を混ぜた選択肢が頻出する。
- 価値基準が具現化されると構築されるのは「信頼」。三本柱に息が吹き込まれるという表現とセットで覚える。
- 確約は「全スコープの納品約束」ではない点がひっかけの定番。価値の低い機能に「No」と言うのは勇気の実践、タイムボックスは集中を支える、というように具体的な行動と価値基準を結びつける問題も出る。
関連模擬問題
【問1】
質問: スクラムの価値基準に含まれないものはどれですか。
選択肢:
- A. 勇気(Courage)
- B. 尊敬(Respect)
- C. 交渉(Negotiation)
- D. 公開(Openness)
回答と解説を見る
正解は C です。
解説: スクラムの5つの価値基準は、確約(Commitment)、集中(Focus)、公開(Openness)、尊敬(Respect)、勇気(Courage)です。「交渉」は含まれていません。
【問2】
質問: スクラムの価値基準が具現化されることで、経験主義の三本柱(透明性・検査・適応)に息が吹き込まれ、何が構築されますか。
選択肢:
- A. 完璧な計画
- B. 信頼
- C. 階層構造
- D. 詳細なプロセス定義
回答と解説を見る
正解は B です。
解説: 価値基準がスクラムチームや一緒に働く人たちによって具現化されるとき、経験主義のスクラムの三本柱「透明性」「検査」「適応」に息が吹き込まれ、信頼が構築されます。