
CompTIA Project+ (PK0-005) に日本語受験・独学で合格した体験記だよ!
難易度・勉強方法・使った教材・受験費用まで、これから受ける人が知りたいことを全部まとめたから、ぜひ最後まで読んでみてね!

2026年7月8日に合格しました
1. CompTIA Project+ (PK0-005) とは
1.1. 試験概要
CompTIA Project+ は、IT業界の非営利団体 CompTIA が認定するプロジェクト管理の国際資格です。最新バージョンの試験コードが PK0-005 で、日本語での受験にも対応しています。
- 試験コード: PK0-005
- 問題数: 最大90問
- 試験時間: 90分
- 合格ライン: 710点(100〜900点スケール)
- 出題形式: 選択式(単一選択・複数選択)
- 受験言語: 英語・日本語ほか
- 前提条件: なし(実務経験・前提資格は不要)
- 有効期限: 3年(更新制)
出題の中には、採点対象にならないダミー問題(将来の出題に向けたテスト用の設問)が数問混ざっています。どれがダミーかは受験者には分かりません。本番で「勉強した範囲から明らかに外れた問題」に出会っても、ダミー問題の可能性があるので、動揺せずに次へ進みましょう。
1.2. どんな人に向いている資格か
プロジェクト管理の資格というと PMP が有名ですが、PMP は受験に実務経験が必要な上位資格です。一方 Project+ は前提条件なしで受験できる入門〜中級レベルの位置づけで、「プロジェクト管理の全体像を体系的に押さえたい」「PM補佐やリーダー職としての基礎を証明したい」という人にちょうど良い資格だと思います。
また、アジャイルやウォーターフォールといった方法論から、リスク管理・調達・ITガバナンスまで広く浅く問われるのが特徴です。スクラム特化の PSM I(スクラムマスター資格)の合格体験記 も書いているので、アジャイル系の資格に興味がある方はそちらもどうぞ。
2. 難易度と必要な勉強時間
2.1. 受験前の私のスペック
前提として、私はこれまでにプロジェクト管理の勉強をしてきた経験があり、PSM I(Professional Scrum Master I)も取得済みでした。なので完全なゼロスタートではなく、「知らなかった知識だけを補填していく」ようなイメージで学習を進められました。
2.2. 勉強期間は約1ヶ月・総勉強時間は約30時間
勉強期間は、のんびりペースで約1ヶ月。総勉強時間としては30時間程度だったと思います。PM関連の学習経験がある人なら、同じくらいの時間感覚で十分合格ラインに届く印象です。逆にプロジェクト管理を初めて学ぶ場合は、用語のインプットに時間がかかるため、もう少し余裕を見ておくと安心です。
知識問題自体は素直で、出題範囲(シラバス)を押さえていれば解ける問題が中心です。ただし後述の通り、本番の日本語訳がかなり難しいため、そこが実質的な難易度を一段引き上げていると感じました。
3. 勉強方法と使った教材
3.1. 軸にしたのは公式シラバス(試験目標)
メイン教材にしたのは、CompTIA が公開している公式シラバス(試験目標)です。シラバスには出題範囲だけでなく重要単語のリストも載っているため、そこを起点に「同じような意味の用語」「似ているが役割が違う用語」を横並びで整理しながら学習しました。
Project+ は広く浅い試験なので、分厚い参考書を読み込むより、シラバスの用語を一つずつ潰していく方が効率的だと感じます。
3.2. シラバスを24項目の学習教材にまとめて公開しました
学習の過程で整理した内容は、出題範囲(4ドメイン・24項目)に沿った学習教材として当サイトで無料公開しています。日本語で PK0-005 の全範囲をカバーした教材はほとんど存在しないため、これから受験する方はぜひ活用してください。
出題範囲は以下の4ドメインで構成されています。
- ドメイン1: プロジェクト管理の概念(33%) — アジャイルとウォーターフォールの比較、リスク管理、スケジュールなど
- ドメイン2: プロジェクトライフサイクルの段階(30%) — 検出フェーズから終了段階まで
- ドメイン3: ツールと文書化(19%) — 各種ツール・チャートの使い分け
- ドメイン4: ITとガバナンスの基本事項(18%) — ESG、コンプライアンス、ITの基礎概念
3.3. アウトプットは Udemy の問題集
問題演習には Udemy の Project+ 問題集を使いました。正直に言うと、この問題集は英語教材を日本語訳したもので、訳文にかなり癖があって解きづらかったです。
ただ結果的には、これが良い本番対策になりました。後述の通り本番の日本語訳も難しめなので、「怪しい日本語から出題意図を読み取る訓練」として機能したからです。日本語訳の問題集を使う場合は、訳の不自然さに戸惑っても「本番もこんな感じ」と思って割り切るのがおすすめです。
4. 受験費用・申込方法と試験当日の様子
4.1. 受験費用は53,004円(2026年7月時点)
受験チケット(バウチャー)は CompTIA 公式サイトの Project+ ページからカートに入れて購入するだけです。手続き自体はとても簡単でした。

受験費用は53,004円(税込)でした
ただし価格は53,004円(税込)と、なかなかのお値段です。CompTIA 系資格は全般に受験料が高いので、一発合格を狙って準備してから申し込むのが良いと思います。
4.2. 自宅からのオンライン受験(日本語)
受験は自宅からのオンライン受験を選びました。試験監督とオンラインでつながった状態で、自室のデスクから受験するスタイルです。
そして本番で一番苦労したのが、問題文の日本語訳の難しさです。直訳調で意味が取りづらい問題が多く、「これは何を問われているんだ…?」となる場面が何度もありました。私は英語の原文を確認しながら、出題意図を突き合わせて解き進める方法で乗り切りました。日本語受験でも英語の原文が確認できるので、英語にアレルギーがなければ併読を強くおすすめします。
5. 出題の印象と意外だったポイント
意外だったのは、抽象度の高い問題が出たことです。たとえば「ビジネスにとって最も良いのはどれか?」のような、正直どれも正解に見える問題があり、「強いて言うならこの観点では〇〇だな」と相対比較で選ぶ場面がありました。
この手の問題に効いたのが、各用語・手法の「強い特徴」だけでなく、「とりあえず覚えておくか」くらいの周辺知識です。Project+ は広く浅い試験なので、深掘りよりも横に広げるインプットが最終的な得点力につながると感じました。
迷ったら「プロジェクトの目的・ビジネス価値に一番近い選択肢はどれか」という観点で選ぶと、抽象的な問題でも軸がぶれにくくなります。
6. よくある質問
Q. 過去問や公式の問題集はある?
CompTIA の試験問題は非公開(NDA)のため、いわゆる「過去問」は存在しません。問題演習は Udemy などの模擬問題・問題集を使うのが現実的です。インプットは当サイトの無料学習教材でカバーできます。
Q. 独学で合格できる?
できます。私はスクールや講座は使わず、シラバス+問題集の独学・約30時間で合格しました。
Q. 日本語で受験できる?
できます。ただし日本語訳が難しい問題があるため、英語原文と併読しながら解くのがおすすめです。
Q. 資格に有効期限はある?
あります。認定日から3年間で、継続には更新が必要です。
7. まとめ
CompTIA Project+ (PK0-005) は、前提条件なしでプロジェクト管理を体系的に学べる良い資格でした。一方で受験料の高さと日本語情報の少なさはネックなので、この体験記と学習教材がこれから受験する方の助けになれば嬉しいです。

シラバスを軸に広く浅く、そして本番は英語原文と併読!これが Project+ 攻略のコツだよ。
出題範囲を全部まとめた無料教材も公開しているから、一緒に合格を目指していこうね!


